ゲーム開発にはさまざまなツールがありますが、Unityは初心者からプロまで幅広く使われている人気のゲームエンジン です。
- ゲームを作りたいけど、どのゲームエンジンを使えばいいの?
- UnityとUnreal Engine、Godot Engineの違いって何?
- 開発された有名ゲームは?
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、Unityが他のゲームエンジンよりも優れているポイントを詳しく解説 していきます!
この記事でわかること
- Unityとは?基本概要と特徴
- 他のゲームエンジンと比較したUnityの強み
- Unityが向いているゲームジャンル
- Unityを使うメリット
Unityとは?基本概要と特徴
Unityとは?
Unityは、2D・3Dゲームを開発できる無料のゲームエンジン です。
プログラミング初心者でも学びやすく、多くのゲーム開発者に利用されています。
- 対応プラットフォーム:PC・スマホ・VR・コンソール など
- 使用言語:C#(初心者にも学びやすい)
- ライセンス:個人利用は無料(Unity Personal)
- 開発環境:Windows / Mac どちらでもOK
Unityを使って開発された有名ゲーム
スマホゲームからAAA級タイトルまで、幅広く採用されているのがUnityの魅力です!
- Genshin Impact(原神)(オープンワールド)
- Among Us(カジュアルマルチプレイヤー)
- Monument Valley(パズルゲーム)
- Hollow Knight(インディー系アクション)
Unityが他のゲームエンジンより優れているポイント
UnityがUnreal EngineやGodotなど他のゲームエンジンと比べて優れている理由は、以下の5つです。
① 学習コストが低く、初心者でも始めやすい
- Unityの直感的なUIは初心者にもわかりやすい
- C#を使用するため、プログラミング未経験者でも学びやすい
- 公式チュートリアルやYouTubeの解説が豊富
➡ 他のゲームエンジンとの比較
エンジン | 使用言語 | 学習難易度 |
---|---|---|
Unity | C# | ⭐⭐⭐(初心者向け) |
Unreal Engine | C++ | ⭐⭐⭐⭐(やや難しい) |
Godot Engine | GDScript | ⭐⭐(Pythonに近い) |
C#は比較的習得しやすい言語なので、「ゲーム開発を始めたいけどプログラミングが不安」という人におすすめです。
※ 世間一般ではC言語は比較的難易度が高いと書かれることが多いですが、物事を順序だてて考えることができる人にとっては一番わかりやすい言語だと私は感じております。(コードの曖昧さをできるだけなくしたい方等)
② 幅広いプラットフォームに対応
Unityは、1つのプロジェクトで複数のプラットフォームに簡単に対応できるのが大きな強み。
➡ 特に VR/AR開発ではUnityが圧倒的に強いため、メタバース開発や3Dアプリを作りたい場合も最適!
対応プラットフォーム | 対応エンジン |
---|---|
Windows / Mac / Linux | Unity / Unreal / Godot |
iOS / Android | Unity / Unreal |
PlayStation / Xbox / Switch | Unity / Unreal |
Webブラウザ(WebGL) | Unity / Godot |
VR / AR(Oculus, Hololens, Magic Leap) | Unity / Unreal |
③ 豊富なアセットストアと拡張性
Unityには 「Unity Asset Store」という公式のマーケットプレイスがあり、数万種類の無料・有料アセット が利用できます。
- 3Dモデル、アニメーション、エフェクト、音楽素材 などが豊富
- スクリプトやプラグインを購入すれば、開発時間を大幅に短縮
- 無料アセットも充実しており、低コストで開発可能
例えば、「3Dキャラクターをゼロから作るのは難しい」 という場合でも、
アセットストアからモデル(有料/無料)を購入すればすぐにゲームに組み込める!
➡ Unreal Engineはマーケットプレイスがあるが、初心者向けアセットは少なめ。
➡ Godotはアセットの種類が少ない。
※ Unity Asset Storeの使い方は以下のサイトを参考にしてください。
④ 軽量&スマホゲームに最適
Unityは、動作が軽く、スマホゲーム開発に最適なゲームエンジン です。
- スマホ向けゲーム開発で圧倒的に使われている(ソーシャルゲーム、カジュアルゲーム)
- 軽量で低スペックPCでも動作可能
- アセットの最適化がしやすく、動作が軽快
➡ Unreal Engineは3D向きだが、スマホゲームではやや重い。
➡ Godotは軽量だが、対応プラットフォームが少ない。
⑤ コミュニティと学習リソースが豊富
Unityは世界中で利用されているため、初心者向けの情報が圧倒的に多い です。
- 公式ドキュメント(Unity Learn)
- YouTubeの無料チュートリアル(日本語も多数あり)
- Udemyのオンライン講座(ゲーム制作を体系的に学べる)
Unityは、困ったときに検索すれば必ず解決策が見つかるほど情報が充実 しているため、初心者が挫折しにくいのもポイント!(私も未経験ながらいろいろと調べることによってゲームを作ることができました。)
Unityが向いているゲームジャンル
Unityが特に向いているのは、次のようなジャンルです。
- スマホゲーム(2D・3D) → 例:「Among Us」
- VR/ARゲーム → 例:「Beat Saber」
- インディーゲーム → 例:「Hollow Knight」
- カジュアルゲーム → 例:「Monument Valley」
特に、スマホ・VR・インディー開発ならUnity一択! と言えるほど強い。
まとめ
Unityが他のゲームエンジンより優れているポイント
- C#で学習しやすい&初心者向け
- スマホ・PC・コンソール・VRなど幅広く対応
- アセットストアで開発効率UP
- 軽量&スマホゲーム向けに最適
- コミュニティ・学習リソースが豊富
「これからゲーム開発を始めたい!」という人には、まずUnityがおすすめ!
まずは Unityをインストールして、簡単なゲームを作ってみよう!
Unityを始めるなら以下のサイトを参考にしてみてください。また、技術ブログを随時更新していっているので、ここがわからない、どうやってスクリプトを書いたらいいかなどがあれば参考にしていただければ幸いです。